海外大学院進学

お金がなくても諦めない!海外大学院進学の費用を公開

海外大学院に進学したくてもお金の問題(学費や生活費など)で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

学費だけでなく生活費や留学期間中の収入がなくなってしまうことを考えると、非常に大きな投資になりますよね。

実際、私自身も人生の中で最も大きな金額を支払いました。

それでも、お金を理由に海外大学院進学を諦めるべきではないと私は考えています。

本記事では、海外大学院受験から卒業までにかかった費用を公開することで、悩んでいる方に具体的なイメージを持っていただければと思っています。

私はTOEIC450点から無謀にも海外大学院進学を決意し英語勉強を始め、数多の英語テキストを活用し英会話教室にも参加してきました。最終的にIELTS7.0を達成し、海外大学院に合格しました。また、面接の成績が良く学費大幅免除で留学を果たしました!

本記事でわかること
  • 海外大学院進学でお金がかかる項目
  • 実際に私が使った金額
  • コストを下げるために考えた事

海外大学院進学にお金がかかる項目

受験準備

英語の勉強

スタート時点の英語力にも左右されますが、多かれ少なかれ英語の勉強代はかかってきます。

具体的には下記の要素ですね。

  • テキスト購入
  • オンライン英会話
  • 英語試験の受験料
  • 英会話スクール

英語試験の受験料は、何回目の試験で目標スコアを達成するかでも大きく左右されます。(1回当たり25,000円~30,000円の試験なので、結構きついですよね・・・。)

また、英会話スクールやオンライン英会話はどこのスクールを選択するかでも変わってきますよね。

下記の記事では、私がTOEIC450点から海外大学院進学を実現した英語勉強法をまとめているので、費用安く英語を伸ばしたい方はご参考ください

英語力爆上げ道場 純ジャパの私が海外大学院合格を実現したスパルタ勉強法を全て公開

留学カウンセラー

実際に海外大学院進学をする際には、エッセイを書いたり申し込み書類を揃えたりする必要があります。

エッセイが必須の大学院を受験する場合は、エッセイカウンセラーにアドバイスをもらうのは非常に大切です。

しかし、カウンセラー代もばかになりません。

受験大学院毎にエッセイを書く必要があるため、受験数が多ければ多いほどお金がかかってきます。

海外大学院進学中

学費

一番大きな要素ですね。

こちらも進学する大学院でピンキリですが、アジアの大学院だと比較的安価で欧米の大学院となると高額になってきます。

生活費

進学する国によって大きく異なってきますが、北米は非常に高くなっています。

例えば、ニューヨークの大学院の場合、家賃だけでも一人暮らしで30万円近くなるケースも普通です。

一方、アジアの大学院であれば想像の通り生活費は安く抑えられる傾向にあります。

欧州はその中間のイメージです。

ただ、英国のロンドンやスイスの生活費は北米に近いイメージです。

保険

1年以上海外で生活することになるので、保険は必須です。

日本国内にある海外旅行保険を選択すると非常に高額になります。(年間で20万円以上)

ただ、多くの大学院では提携している現地の保険会社を選択することが出来ると思うので、もし外国語のサービスに抵抗がないのであれば、大学院と提携しているサービスの方が安価に抑えることができると思います。

その他重要な項目

進学期間中に無収入となる機会損失

会社派遣で海外大学院に進学できる人は良いのですが、そうでない場合は無収入となります。

年収が500万円の人の場合、1年だと500万円、2年だと1,000万円の機会損失が発生します。

結構きついですよね。

海外大学院に進学せずに働いていたらその分の給料をもらえるわけなので、機会損失の側面も見逃してはいけません。

住民税と社会保険料

海外転出届の提出状況にもよりますが、住民税と社会保険料も大きな支出になります

住民税は、前年の収入を基準に算出されているため翌年度中は支払う必要があります。

しかし、海外転出届を提出したことで、1月1日時点で日本に住民票がなければ、その年の支払義務はありません

また、社会保険料も海外転出届を出すことで支払義務がなくなります。

しかし、その結果将来受け取れる年金が減ったり、日本に一時帰国中の医療費は全額負担になったりとデメリットもあるので、注意してください。

実際に私が使ったお金

計算すると冷や汗が出てしまうのですが、1年間の海外大学院生活でかかった費用は下記の通りです。

  • 英語勉強  ・・・約 50万円
  • カウンセラー・・・約 20万円
  • 学費    ・・・約500万円
  • 生活費   ・・・約200万円
  • 機会損失  ・・・約400万円(手取り)
  • 税、社会保険・・・約 80万円

総額で、約1,250万円ですね。機会損失自体は、実際に支払ったわけではないのでその分を除くと、約850万円です。

高級車が1台購入できちゃいますね笑

ただ、考え方を変えると高級車を1台諦めたら海外大学院に進学できると思えば、思ったよりコストは低いのではないでしょうか?

ちなみに私が進学した国は欧州の大学院です。

コストを下げるためのコツ

英語勉強では極力お金をかけない

私の場合は50万円をかけちゃっていますが、ほとんどが受験料です。

IELTSで7.5を取得するために、何度も受験をしてしまったのが悔やまれます。

費用を抑えるために意識していたのは、YouTubeやPodcast等の無料サービスの活用、対面式の英会話教室ではなくオンライン英会話を使うなどです。

私が失敗したのは、毎月受験してしまい受験料が飛ぶように無くなってしまったことなので、本当はもっと下げられたなと思っています

人によっては10万円程度で抑えることもできるのではないでしょうか。

カウンセラー代は渋らない

ここは高かった・・・。

でも、自分で書いたエッセイが合格水準を満たしているかどうかは、自分ではわかりません。

一方、エッセイカウンセラーは過去のノウハウを沢山蓄積しているので、ここでは渋らないことをおススメします。

学費を下げるために奨学金の獲得を狙う

大学院が奨学金を出してくれるケースも多々あります。

ここで学費を下げることが出来れば、お金面での不安が一気に和らぎますよね。

私自身は結構戦略的にこの奨学金を狙いに行きました。

他の記事で、奨学金を獲得するための戦略的スケジュールをまとめているので、併せてご覧いただけますと役立つと思います。

海外大学院進学を実現する戦略的スケジュール

生活費は自分が満足できる水準まで

現地での生活費は人によって生活レベルが異なるため、いくらでも下げることが出来る一方でいくらでも高くすることもできます。

私の場合は、外食を控えるなどで極力抑えていました

ただ、同級生のお金持ちは一度しかない海外留学なので豪遊していましたね笑

人それぞれ価値観によると思います。

ただ、私自身やらずに後悔してしまったこともあるので下記記事にまとめていますので、ご参考ください。

大学院留学中にやらずに後悔したこと7選

まとめ

本記事では、海外大学院進学を考えた時にどうしても頭をよぎるお金の不安について解説してきました。

どうやってもお金はかかってしまいますが、結論、高級車一台分くらいのイメージで行けちゃいます

更に、人によってはこれより下げることは十分可能ですよ。

それを高いと捉えるか安いと捉えるかは人それぞれですが、海外大学院進学で得られる経験は一生ものです。

もしお金が原因で悩んでいるのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。