転職活動って何から始めたらいいのかなぁ
年収も上げて、やりたい仕事に打ち込める理想の職場で働きたいわ!
転職活動を成功させるには、全体像を把握してから進めた方が良いですね
転職活動する時って何から始めたらいいのかわからないですよね。
特に最近はオンライン面接やオンライン筆記試験なども課されるようになって、昔の常識が過去のものになってきています。
まずは活動の全体像を理解して、やるべきことを計画的に進めていきましょう。
全体像をイメージすることで、本当に転職することが最善なソリューションなのかも考えることができますよ。
私は一部上場企業に約10年勤め、30代で転職活動を始めました。エージェント20社以上にコンタクトをし、最終的に6社からオファーをもらいました。(外コン、Big4FAS、メガベンチャー、外資事業会社等)書類通過率は80%以上!
- 転職活動の全体スケジュール
- 成功する転職活動のために何をやったら良いのか
- 本当に転職活動が自分のキャリアに合っているのか
それでは順番に説明していきたいと思います。
転職活動の全体スケジュール
転職活動の大まかな流れは以下になります。
- 何の仕事をやりたいのか自分自身との対話(超超超超大事)
- 業務実績の棚卸
- 履歴書及び職務経歴書の作成
- 転職エージェントにコンタクト
- 業界研究、企業研究
- 企業への応募、書類選考
- 筆記試験(企業によって、ない場合もある)
- 面接(企業によっては5次面接まであるところも)
- オファー
人によりますが、上記の流れで早い人で1か月程度、長いと半年以上かかる場合もあります。多くの人は2~3か月程度でオファーまでたどり着けると思います。私のケースでも2か月程でした。
それでは、それぞれのステップに分けて説明していきます。
①何の仕事をやりたいのか自分自身と対話する
転職活動を始める前に、自分が仕事に何を求めているのかを明確にすることが大切です。
年収なのか、安定した労働環境なのか、成長できる環境なのか、興味のある業界なのか、大手企業なのか、ネームバリューなのか・・・
考えれば考えるほど色々な要素が出てきますよね。
でも、これら全てを得られる職場は残念ながらありません。少なくとも私の知る限りでは。
大切なのは、自分の中で優先順位をつけることです。
超大切なので、もう一度言いますね。
キャリアで求めていることにぜひ優先順位をつけてください。
そうすることで、転職時に応募したい企業が明確になりますし、面接時にも説得力のある受け答えができるようになります。
でも、どうやってキャリアの優先順位をつけたらよいのかわかりませんよね?そんな時は他の記事も参考にしてみてください!
②業務実績の棚卸
次のステップでは、具体的に自分の業務実績を棚卸していきましょう。
大切なのは、「こんな仕事なんて実績にならないよ」と思えるような業務でも洗い出すことです。
自分では大したことないと思っていても、他の人から見ると非常に魅力的な実績だってたくさんあるんですよ。
ちなみに私は「始業前の掃除で毎日職場の机をピカピカにした」ことも業務棚卸で洗い出していました。
汚い机で働くよりも綺麗な方がいいですよね。自分の机だけでなく職場全体が整理整頓できたことをアピールしました。
こちらの記事では、業務棚卸の具体的な方法や魅力的な伝え方について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
③履歴書及び職務経歴書の作成
次のステップは書類の作成です。
転職活動で使用するのは履歴書と職務経歴書の2つですね。もし外資系企業を受ける場合、英文履歴書が求められることも多いです。
転職エージェントに登録する際に上記の書類提出が求められるので、事前に作成しておきましょう。
こちらの記事では書類選考でポイントとなる職務経歴書のポイントについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
④転職エージェントへのコンタクト
続いて、転職エージェントへコンタクトします。
どのエージェントと一緒に活動を進めていくのかは、転職活動の成否を左右するくらい大切です。
中には、求職者のキャリアは二の次でオファーを受諾させて手数料を稼ぎをするエージェントもいるので、信頼できる転職エージェントを選んでください。
また、転職エージェントの中にもそれぞれ特色があります。
コンサル業界に強みを持っていたり、外資系をメインの顧客として取り扱っていたり、地域密着で取り組んでいるエージェントだったりと、強みとしている分野が全く異なるので自分に合ったエージェントを選びましょう。
⑤業界研究、企業研究
転職エージェントから様々な企業を紹介されると、どこに応募したらよいのか迷った経験ありませんか?
納得いく転職活動を行うためには、業界研究や企業研究は必須です。
入社後に「こんなはずじゃなかった・・・。」となったら目も当てられないですよね。
また、企業研究を詳細まで行うと面接で志望度の高さをアピールできますよ。
「おっ、こんなことまで知っているのか」と思ってもらえたら、ライバルとも差をつけられますしね。
こちらの記事では、ライバルと差をつけるための企業研究の方法を説明しています。
⑥企業への応募、書類選考
いよいよ企業へ応募していきます。
と言っても、応募する際は転職エージェントに「応募お願いします」と言うだけです。
その後のプロセスは、エージェントの方が企業との間に入って上手に調整してくれます。
とは言っても、私は初めて応募する時とても緊張しました。
色々な選択肢の中から私は地方転職を実現したので、地方転職のリアルについて記事にしました。特にU・Iターンを検討されている方は必見です。
⑦筆記試験
書類選考に通過すると、企業によっては筆記試験を課されるケースがあります。
えー、社会人になってまで試験対策しないといけないの?
と言いたくなる気持ちもわかりますが、入念な試験対策をおススメします。
前職で採用活動に携わった経験があるのですが、筆記試験の成績は性格テストも含めて重点的に確認していました。
企業側も時間とコストをかけてテストを行っている(企業によっては独自テストを開発していたりもします。)ので、選考プロセスの中でも重要な位置づけとなっています。
しっかりと対策して臨みましょう。
試験によく出るテストは下記ですね。
- SPI
- GAB
対策として私が活用したおススメ書籍もお伝えします。ちなみに、入念な対策のおかげで筆記試験は全て通過してきました。
⑧面接
転職活動における最後の関門が面接です。
企業によって2回~4回面接することが多いです。
ここで書類選考を通過したライバルたちに差をつけることで、内定への道が一気に開けます。
しっかり準備をして臨みましょう。
転職面接にもコツがあります。この記事では面接で意識すべきことについて説明しました。
⑨オファー
ここまでくると一安心ですね。おめでとうございます。
オファーレターをもらった時にいくつか確認するポイントがあるので、下記に記載しておきますね。
- オファー回答期限
- 条件(給与や福利厚生など) 2社以上比較する場合は、残業代や賞与の有無、家賃補助等の福利厚生面も確認してトータルの条件で比較しましょう。
- 仕事内容 応募した内容と相違ないか
- その他制約事項 (例:金融機関への転職の場合、株式購入等の資産運用が制限されることがあります)
本当に転職活動をすべきかどうかよく考える
全体スケジュールとやるべきことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
スケジュールや何をやるべきかがよくわかりました!でも、転職に一歩踏み出すのがちょっと怖いな・・・。
そうですよね。特に初めての転職活動では皆不安になると思います。そんな時は、まずは転職エージェントに登録して話を聞いてみるのも良いと思いますよ。
転職エージェントへ登録したからといって、”絶対に転職しないといけない”ことはありません。
エージェントによっては強引に求人応募を薦めてくる人もいます(彼らもビジネスなので・・・笑)が、多くの場合は親身になって転職希望者のキャリア相談にのってくれます。
私も20社以上のエージェントの方と話しましたが、最終的には信頼のおける方と伴走した結果、納得のいく結果を得ることができました。
1人で悶々と悩み続けるより、行動して新鮮な知見をインプットすることも大切ですしね。転職エージェントに相談してみて、今が転職のタイミングではないと判断した時はすぐにストップすることもできますので、行動するだけお得ですよ。