年収を上げたくて転職活動をしているけれど、どこの会社も選考通過しない経験ありませんか？
誰もが知っている超優良企業は人気が高いので、選考ハードルも非常に高いです。
でも、実は外資系企業でも隠れた優良企業がたくさんあるんですよ。
本記事では、年収アップを狙って外資系企業への転職を目指す方向けに、BtoB業界の魅力となぜ狙い目なのかを紹介していきます。
私は一部上場企業に約10年勤め、30代で転職活動を始めました。エージェント20社以上にコンタクトをし、最終的に6社からオファーをもらいました。（外コン、Big4FAS、メガベンチャー、外資事業会社等）書類通過率は80%以上！
- 年収アップのために外資系BtoB企業が狙い目の理由
- 外資系BtoB業界の魅力
- 外資系BtoB業界の代表的な企業
結論、外資系BtoB業界に転職することで、年収アップやスキル向上、数年後に別の外資系企業にキャリアアップも目指せるのでとてもおススメです。
年収アップを目指すなら外資系BtoB業界が狙い目な理由
日本での知名度がそれほど高くないので競争率が低い
外資系企業というと、誰もが知っているGoogleやAmazon、P&Gなどが頭に浮かぶと思います。
しかし、日本には3,000社近い数の外資系企業があり、私たちの知らないところでも沢山の外資系企業が活躍しています。
BtoB業界の企業がテレビCMなど一般消費者向けに宣伝広告をすることはないので、知名度が低い企業も多いですが、求職者にとってはそこが狙い目になります。
日系企業でも、知名度が低い優良企業が沢山あるように、外資系企業でも同じく超優良企業が沢山あります。
その中でも積極的に採用活動をしている会社もあるので、必然的に競争率も低くなります（超有名企業と比較すると低くなりますが、勿論簡単に合格できるわけではないです）
転職エージェントと情報交換をする中で、自分に合った企業を探してみてください。
また、外資系のBtoB業界を目指すのであれば、外資系に特化した（可能であれば外資系転職）エージェントがおススメです。
彼らは、グローバルレベルで企業とコネクションがあるため、日本においても外資系BtoB業界の求人を豊富に持っています。
大手日系エージェントもおススメではありますが、おそらく外資系BtoB業界の求人を多く保有してはないと思われるので、いくつかのエージェントに相談しながら進めることをおススメします。
好業績な企業が多く待遇も非常に良い
日本に進出している外資系企業は好業績な企業も多く、待遇も良いことが多いです。
これはBtoB業界も同じで、待遇面で日系企業より下がることは滅多にないと思われます。
同じ仕事をするのであれば、年収が高い企業で働いた方が良いですよね。
その点、外資系のBtoB企業は魅力的な選択肢になってくると思いますよ。
特に製薬や医療機器の業界は、グローバルトップクラスの企業が軒並み日本に進出していますし、業界的にも高年収なので、1,000万円超えも夢ではありません。
少数精鋭の組織が多く自身のスキルを磨くのに適している
どの外資系企業にも言えることですが、少数精鋭の組織が多いです。
そのため、自分自身が高いパフォーマンスを発揮しないと成果をあげることが出来ません。
これがプレッシャーになる人もいれば、モチベーションの源泉になる人もいるので、一概には良し悪しを言うことはできませんが、間違いなくスキルを磨くのに適した環境ではあると思います。
外資系企業は人の入れ替わりも多いですが、これはスキルを身につけた後に他の企業で役職を上げる転職を行う人が多いのも理由の1つです。
今後のキャリアアップを目指すという観点からも、この業界に飛び込むことが良い選択肢になる人も多いですよ。
外資系BtoB業界に転職する前の注意点
転職エージェントの選定に気を付ける
先ほども述べたように、外資系BtoB業界の求人を取り扱っている転職エージェントは少ないです。
一概には言えませんが、私の経験上外資系転職エージェントがこの分野の多くの求人を取り扱っている一方で、日系大手エージェントはこの点においては強みはなさそうです。
そのため、日系大手エージェントだけに登録して求人が見つからないと感じる前に、外資系転職エージェントにも登録して希望を伝えると良いです。
業界研究をしてその仕事に興味を持てるか考える
当然ですが、全く興味のない業界に飛び込んでしまうとモチベーションを維持するのが難しくなります。
年収アップと引き換えに、人生の大部分を占める仕事の時間が苦痛になってしまうと継続できません。
また、興味のない業界の場合、面接段階でその空気は伝わってしまい落されてしまうでしょう。
そのため、事前に業界研究を行うことで仕事内容に興味を持てるかどうかを必ず確認することをおススメいたします。
外資系BtoB業界の代表的な企業
製薬業界
製薬業界は高年収な業界として有名で、かつ多くの外資系企業が日本で事業展開をしています。
マーケットも巨大で、多くの企業が研究開発に力を入れながら競争しています。
ジョンソンアンドジョンソンやファイザーなどが有名ですよね。
少し知名度は劣るものの、超優良企業が多数あるので下記に記載させていただきます。
アッヴィ、ロシュ、MSD、サノフィ、バイエル など
いずれの企業も、日系最大手の武田薬品と同規模又はそれ以上の規模の企業です。
医療機器業界
医療機器製造も魅力的な業界の1つです。
世界的にもマーケットが拡大している業界なので、今後の見通しも良いですよね。
また、この業界は欧米企業がグローバルで大きな存在感を持っています。
例えば、シーメンスやGEなどは誰もが知る超大手企業ですよね。
魅力的なこの業界の大手プレイヤーをご紹介します。
ストライカー、日本メドトロニック、ボストン・サイエンティフィック、アラガン、アボット、ベクトン・ディッキンソン
化学業界
化学業界も隠れた超優良企業が活躍する業界の1つです。
日系企業だと、三菱ケミカルホールディングスや東レなどが有名ですね。
外資系企業だと、下記のような企業が活動しています。
ダウ・ケミカル日本、BASFジャパン、デュポン、
機械製造業界
機械製造業界も多くの外資系企業が活躍しています。
一方で、一般消費者には馴染がない企業が多いので、知名度が低い企業もありますがいずれも超がつく優良企業です。
この業界は日系企業もグローバルに活躍している企業が多いですが、外資系企業も多数活躍している業界ですよ。
日本ヒルティ、ボッシュ、ABB、キャタピラージャパン、シュルンベルジェ、シュナイダーエレクトリック、アントンパール
まとめ
本記事では、年収アップを目指したい人向けに穴場となりうる外資系BtoB企業について解説してきましたがいかがでしたでしょうか？
外資系企業は新卒採用を行っている企業も多くなく、かつテレビCMなどで知る機会もないのでマニアックな人でないと、聞いたこともない企業もあったのではないかと思います。
特に日本の大学生は、就職活動を通じて仕事や業界について学びますし、その情報源がリクナビやマイナビだとどうしても日系企業に情報が偏ってしまいます。
日系大手転職エージェントも勿論素晴らしいのですが、幅広く自分の可能性を検討するためにも、転職活動を機に外資系転職エージェントにコンタクトすることをおススメしています。
また、今回ご紹介した業界や企業はあくまで一部でしかありません。
隠れた超優良外資系企業はまだまだ沢山ありますので、転職活動を通じて良い出会いがあることを祈っています。
