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転職の書類選考で落ちまくる人必見!通過しない職務経歴書を受かる書類に変える方法を例も交えて説明

Bさん

書類選考の通過率が悪いです。面接にも進めないので落ち込みます・・・。

しげライフ

書類選考は最初の関門ですよね。一緒に採用責任者に刺さる職務経歴書を作っていきましょう!

試行錯誤して何度も書き直しているのに、転職の書類選考に落ち続けて辛い経験はありませんか?

私も書類で落ちまくった時は非常に落ち込みました。多くの場合、落選の理由まで教えてくれないので理由も分からないんですよね。

でも、実は少し工夫するだけで書類選考に通過しやすくなる職務経歴書のポイントがあるんです。

なぜなら、書類で落ちてしまっている人の多くは職務内容に問題があるのではなく、書き方のポイントを知らないだけで、上手に魅力が伝わっていないだけだからです。

今まで何人もの職務経歴書を添削してきたのですが、初見ですっと理解できるように記載されている方って本当に少ないんですよね。

なので、そのコツさえ掴めれば一気に書類通過率も高くなりますよ。

※注意点ですが、企業が求めている能力と全く異なる職務だったら落選します。例えば、営業職の求人に事務経験のみの人が応募した場合は落選する可能性が高いです。

私は一部上場企業に約10年勤め、30代で転職活動を始めました。エージェント20社以上にコンタクトをし、最終的に6社からオファーをもらいました。(外コン、Big4FAS、メガベンチャー、外資事業会社等)書類通過率は80%以上!

本記事でわかること
  • 刺さる職務経歴書に必要なこと
  • 項目別の記載ポイント

結論、採用責任者が一瞬目を通しただけで内容が頭に入ってくるくらい読みやすい職務経歴書を作成することが大切です。

受かる職務経歴書に必要なこと

まずはフォーマットのダウンロード

最初に行うことは、職務経歴書のフォーマットを入手することです。

これは簡単です。「職務経歴書 フォーマット」でインターネット検索を行うとたくさん出てきます。

色々なフォーマットがあると思いますが、自分の好きなデザインを選んでください。

時間をかけてしまう気持ちもわかりますが、フォーマットのデザインよりも内容の方が100倍大切です。さくっと決めちゃいましょう。

ちなみに、基本的な職務経歴書では下記の項目が含まれているはずです。これらの項目が含まれているものを選ぶか、ダウンロードした後に自分で追加しましょう。

  • 作成日付
  • 職務要約
  • 職務内容(社名、事業内容、企業規模、取り組み、実績等)
  • スキル、知識、資格、免許
  • 自己PR

採用責任者の立場になってみよう

フォーマットのダウンロードが出来たら、すぐに書き始めたいところですが少し待ってください。

一旦立ち止まって書類選考を行う採用責任者の立場を考えてみましょう

彼らは書類選考だけを行っているわけではないので、非常に忙しいです。また、人気の求人に応募する求職者も沢山いるので、毎日膨大な書類に目を通しています。

そんな数ある書類の中で、何を書いているか分かりづらい書類が届いたらどう感じるでしょうか?

たぶん、その先から読まれないと思います。

読まれないということは、書類選考落ちに繋がります。

なので、書き始める前に強く意識して欲しいことは、採用責任者が最後まで読みたいと思えるような分かりやすい文章を心掛けることです。

この視点が欠けてしまって自分目線で書きたいことだけを書いてしまい、他人が見たら何書いているのかよくわからない職務経歴書がたくさんあります。

大切なのでもう一度言います。

誰が見てもストレスなく頭に入ってくるような文章を心掛けてください

そのために意識するポイントがいくつかあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 一文を短く、簡潔かつ具体的に
  • 可能な限り数字を含める
  • A4サイズで最大2枚程度にまとめる
  • 誤字脱字は厳禁
  • 家族や友人に読んでもらい、分かりやすいか確認(2度読みしないとわからない文章はNG)

受かる職務経歴書のポイントと例文

それでは準備ができたと思うので、早速書き始めてみましょう。

職務要約

おそらく多くの方が一番最初に記載する項目が、職務要約だと思います。所謂、経歴のまとめですね。

個人的にはこの項目が一番重要だと思っています。

なぜなら、採用責任者が一番最初に目にする項目なので第一印象がここで決まってしまうからです。

もし魅力的にアピールが出来ていたら、採用責任者もワクワクしながら読み進めてくれます

採用責任者の立場になって、読みやすくアピールしてみましょう。

具体的にはこんな感じです。

〇〇〇株式会社の化粧品部門で営業及びマーケティング職として10年間働いてきました。特に、得意先との商談、説明資料の作成、新規顧客へのアプローチ、マーケティング施策の立案及び実行に力を入れました。
2022年には、社内の営業成績ランキングで2位となり、会社の売上高前年比10%アップに大きく貢献しました。5名の部下のマネジメント及び指導も行い、チームの営業成績も2015年から毎年5%成長を達成してきました。

職務内容

続いて、職務内容について記載していきます。

ここでは、勤めていた会社の情報や自分の担当してきた役割、実績を具体的に書いていきます。

尚、注意点は、①業務内容、②自分の取り組み、③実績の3項目を分けて書くということです。一緒に書いてしまうと、読みづらくなってしまうからですね。

可能な限り、読み手がストレスなく理解できるように意識しましょう。

具体的にはこんな感じです。

〇〇〇株式会社
事業内容:化粧品の製造販売
資本金:〇円 売上高:〇円 従業員:〇人

期間業務内容
2010年4月~2015年3月化粧品営業 担当

【業務内容】
・新規顧客の獲得
・営業資料の作成
・マーケティング施策の立案及び実行

【取り組み】
・30社/月の見込み顧客との商談
・SNSを活用し、未開拓顧客へのアプローチ

【実績】
・平均3社/月の新規顧客を獲得し、売上高10%増に貢献
2015年4月~2022年3月化粧品営業 課長

【業務内容】
・営業部門のマネジメント
・売上高向上施策の立案及び実施

【取り組み】
・部下の営業成績向上を目標とした勉強会を毎週開催

【実績】
・チーム売上高の毎年5%継続的成長を実現

スキル、知識、資格、免許

次にスキルについて記載していきます。

ここでは積極的に自分の能力をアピールしていきましょう。

ちなみに私が転職活動をしていた時は、基本的なパソコンスキルについて全く記載していなかったのですが、エージェントの方から絶対に書いた方がいいと指摘され追記しました。

面接まで進んだ際に、企業側からパソコンスキルについても頻繁に確認されたので、基本と思われるようなスキルについても積極的に記載した方が良いです。

具体的にはこんな感じです。

【PC関連】
・Word:基本的な文書作成
・Excel:関数や数式を活用して複雑な計算
・Power Point:図形等を活用し顧客説明資料の作成

【資格】
・ファイナンシャルプランニング技能検定3級(2015年取得)
・普通自動車免許

自己PR

最後に自己PRを書きます。

自己PRを読んでもらった採用責任者に「会いたい」と思わせられるかが大切です。遠慮せず堂々と強みをアピールしていきましょう。

ソフトスキルとハードスキルの両面からアピールすると良いと思います。

1点、自慢と捉えられてしまう書き方になってしまわないように注意しましょう。

具体的にはこんな感じです。

①顧客目線の商談ができるコミュニケーション能力
営業活動で常に心掛けているのは、お客様の悩みを解決できる提案を持っていくことです。自社商品の押し売りと思われる営業活動ではなく、お客様のビジネスパートナーとして一番に頼ってもらえるよう意識してきました。そのためには、自分目線で商談をするのではなく、お客様の悩みを聞き自分事としてコミュニケーションを図ることを大切にしています。

②魅力的な提案資料作成能力
学生時代にデザインを選考していたことで、魅力的な資料作成に自信があります。自社内の営業資料のレイアウトは全て私が作成してきました。貴社でも、お客様の心に響く資料を作成していきます。

まとめ

今回は、採用責任者に刺さる職務経歴書のポイントについて説明してきましたがいかがだったでしょうか?

転職活動をしようと思っても、書類で落ちまくると辛いですよね。

今までに何人もの職務経歴書を添削してきたんですが、初見ですっと理解できるように記載できている方が本当に少なかったんです。

友人や家族に読んでもらい、2度見せずに理解できるようなレベルまで到達できればかなり完成度の高い職務経歴書になっていると思います。

志望度の高い企業に応募して書類選考で落ちてしまったら泣くに泣けないので、納得のできる職務経歴書を頑張って作り上げてください!

また、職務経歴書を作成し終えたら、いよいよ転職エージェントに連絡し企業に応募していくことになります。

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