どれだけ英語の勉強に時間を使っても一向に上達する気がしない。
仕事や家事など他のことが忙しくなってきてしまって、先が見えない勉強に時間を使いたくない。
と、思って英語の勉強をやめたくなりますよね。
私はTOEIC450点からスタートし独学で海外大学院に進学を果たしましたが、何度もやめたいと思ったことがありました。
仕事が毎日22時まで続いた時。
転職を果たした友人が仕事で実績を挙げている話を聞いた時。
プライベートが忙しくなった時。
それこそ、英語の勉強どころではなく、この際やめて楽になりたいなーっと思ったことが本当に何度もありました。
恐らく、本記事を読んでいただいている方も様々な理由で英語の勉強をやめようと思っておられると思います。
本記事では、そんな方々に向けて英語勉強をやめる前に知ってほしい事をお伝えし、可能な限り背中を押し続けたいと思っています。
私も何度もやめかけ、色々と考えたうえで最終的には継続する道を選んでいるので、その経験をお伝えできればと思っています。
英語勉強を続けて頂ける人が増えると私も嬉しいですしね。
私はTOEIC450点から無謀にも海外大学院進学を決意し英語勉強を始め、数多の英語テキストを活用し英会話教室にも参加してきました。最終的にIELTS7.0を達成し、海外大学院に合格しました。また、面接の成績が良く学費大幅免除で留学を果たしました!
- 英語勉強をやめたい時に取ってほしい行動
- 英語勉強を続けた先に見える景色
英語の勉強をやめたい時に取ってほしい行動
一旦、勉強から離れてみる
「もうやめたーーーーーい」と思っている時は、我慢せずに英語の勉強を一旦やめてみましょう。
義務感で勉強している時は、勉強の効率も落ちてしまうので脳もインプットを拒絶しそうですしね笑
勉強から離れることで違った世界が見えてくると思いますし、その結果英語の勉強と違う分野に好きなことを見つけたのであればそちらに向かう方が幸せだったりもします。
私の場合は、英語の勉強から離れれば離れるほど頭の中で引っかかってしまったんです。
「そろそろ洋書読みたいなー」とか考えてソワソワしてしまったんです。
そのタイミングで自然と英語の勉強に戻りました。
少し話は脱線しますが、何度も諦めかけた私が試行錯誤の末編み出した勉強方法を下記記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
何のために英語勉強をしていたのか考えてみる
私は何度もやめたいと思ってきたので色々なことを試してきました笑
やめたいと思った時は大抵が目の前のことで精一杯になってしまって周りが良く見えていないときだったんですよね。
そんな時こそ、初心に戻ってみようと思い「何のために英語の勉強をしていたのか」を改めて自問自答しました。
私の場合は、海外大学院で学びたいことがあったんです。
また、世界中の人と自分の言葉で会話してみたいとも思っていました。
自分の心の中から出てくる声に従うことができた時は、英語勉強のモチベーションも回復していきました。
もし、英語の勉強の目的が「仕事に役立ちそう」とか「上司に言われているから」とかだと、恐らく私の勉強は挫折していたと思います。
この記事の後半で、「こういう世界が見えるから英語の勉強がしたいんだ!」って皆様の背中を押せるような経験をお伝えできればと思います。
洋画や海外YouTubeを見てみる
3つ目に取り組んでほしいことは、洋画や海外YouTubeを見てみるということです。
英語の勉強をしている方々の中には、「海外の雰囲気が好き」だったり、「外国人と自分の言葉で話したい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私もその考えの中の1人で、純ジャパなこともあり何となく海外の生活に憧れを抱いていたんですね。
そんな時に役立ったのは、海外の雰囲気を疑似体験できる機会です。
私にとってはそれが洋画だったり海外YouTubeでした。
疑似体験できれば良いので、外国人の友人がいる場合は彼らと英語で話したりすることも1つの方法だと思います。
英語の勉強を続けた先に見える景色
続いては、英語の勉強をやめたいと思った人を必死で引き止めたい私が、英語の勉強を続けた先に見えた景色をご紹介したいと思います。
皆様の背中を少しでも押すことができれば幸いです。
世界中に親友ができる
最初にお伝えしたいのは、英語を勉強することで世界中に親友ができるということです。
勿論、勉強するだけではできませんが、自分の言葉で自分を表現することで考え方に共感してくれる人が絶対に現れてきます。
私も海外大学院に進学した際に、周囲の同級生と仲良くなるためにありのままの自分を自分の言葉で伝えていくことを意識していました。
自分をさらけ出すことで、相手も心を許してくれます。
また別の視点からの話になりますが、相手の立場に立ってみると会話のスピードが遅すぎる人と一緒にいると少しストレスが溜まることも考えられますよね。
それを防ぐためには最低限の英語力が必要だと思っています。
私も進学先の大学院で多くの友人が出来たのですが、彼らと仲良くなったのは英語で自分の心からの意思や考えを伝えることができたことが最も大切でした。
自分をさらけ出さないと相手も心を許してくれない。
私も進学先の大学院で多くの友人が出来たけど、彼らと仲良くなったのは英語で自分の心からの意思や考えを伝えることができたから。
海外旅行をより一層楽しめる
続いては、海外旅行をより一層楽しむことができるということです。
世の中には日本語のガイドブックが沢山あります。勿論、いずれも素晴らしい情報量なのですが、どうしても日本語だけだと情報量に限界があります。
おススメの店、レストラン、観光情報などは英語で入手できるようになるとより一層世界が広がり、海外旅行が楽しくなります。
更には、現地ローカルのツアーに参加することもできますよ。
全ての観光地に日本語ツアーがあるわけではないですしね。
他国の文化を感じることができる
他国の文化を感じることができるのも英語を勉強したからこそだと思っています。
学生時代に、色々な他国の文化を教科書で学んできたと思います。
私が最も感激した出来事の1つが、中東のラマダンをサウジアラビア出身の友人と過ごしたことです。
子供の頃に教科書で学んでいた時は、断食する人なんて本当にいるのかなと半信半疑でした。
でも、実際にサウジアラビア出身の友人とラマダン期間を過ごし、断食している彼の姿を見つつ、その理由や信条を話すことで日本とは全く違った異国の文化を感じることができました。
このように、他国の文化を知ることで様々な人の生き方や信念を感じることが出来、自分の世界を広げてくれることにも繋がります。
洋画で細かいニュアンスや背景も理解できる
洋画を見ながら、いっつも字幕を追っている方はいませんか?
字幕を追っているとどうしても集中力が分散してしまいますよね。
でも、英語を勉強することで洋画を理解できるレベルまで到達できれば、発言の細かいニュアンスや背景も理解できるようになるので、一層洋画を見るのが楽しくなります。
私は今まで字幕で見ていた洋画も、改めて字幕なしで見てみると新しい発見があって面白く感じました。
キャリアの幅が広がる
最後はビジネスに関連する内容ですが、間違いなくキャリアの幅が広がります。
私も転職活動を行いましたが、外資系企業の多くは英語での面接が必須でした。
また日系企業であっても、国内需要が先細るにつれて今後海外展開を加速していくと思います。
その際に、英語が出来る人はかなり重宝されます。
私自身は最終的に6社からオファーを頂きましたが、英語が出来るというのが1つの決め手になったのは間違いないと思っています。
面接では、いずれの企業も英語面接又は英語運用能力に関する質問がありましたのでね。
もし、転職活動にも興味がある方は、私が外コン、外資事業会社、メガベンチャーにオファーを頂いた転職活動のポイントをまとめていますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、英語の勉強をやめたいと思った時に知ってほしい事を書いてきました。
このテーマは私自身が何度も何度も経験してきたことなので、同じ悩みを抱えている方の気持ちが物凄くわかります。
結局、「上司に言われたから」とか「仕事で役立ちそうだから」とかの外的要因ではなく、「英語を使って世界を旅したい」とか「英語を使って外資系企業に転職したい」とかの自分の心の声に従うことが大切です。
少なくとも一度は誰もが勉強をやめたいと思うはずですが、一旦離れてみると落ち着いて考えることもできますよ。
本記事で述べた通り英語を勉強することで世界が広がるので、その楽しい世界をイメージしながらモチベーションを保っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。