転職の自己PRで話す実績がない？魅力を引き出す実績洗い出しの方法とその話し方について説明します

転職したいと思っても、誇れる実績がないからという理由で自己PRに困っていませんか？または、仕事の実績を上手く伝えられずに悩んだりもしますよね。

実は、少し工夫すれば誰でも仕事実績を魅力的に伝えることができるんです。

なぜなら、自分にとっては何気ない業務でも他人から見たら素晴らしい実績であることも沢山ありますし、魅力的に伝わる「型」だってあるからです。

結論、小さな実績でも業務棚卸を行ったうえで、正しい伝え方を覚えることで誰でも仕事実績を魅力的に伝えることができます。

転職の自己PRで話すための実績の洗い出し

細かな業務も含めて自身の経験を洗い出し

最初のステップは、自分が関わった業務を全て洗い出すことです。

ポイントは、細かな業務も含めて可能な限り全て洗い出すことです。（私は、新入社員の時に経験した机掃除まで洗い出しました。これはやりすぎかもしれませんが・・・笑）

特に自分に自信がない方は、「こんな業務は実績に含まれないよな・・・」と勝手に解釈してしまい、せっかくの貴重な経験をアピールできなかったりもします。

「こんな業務でもいいのかな」と思いがちですが、いいんです。

ぜひ可能な限り洗い出してみてください。

大分類、中分類、小分類へグループ分け

次に行うことは、関連する業務のグループ分けです。

営業職の場合は、具体的には下記の例のようにグループ化できるかと思います。（少し読みづらくてすみません・・・。）

大分類	中分類	小分類
売上向上施策	提案資料作成	PPTを活用して作成
	新規顧客獲得	30社/月の新規顧客に直接会い、商談を実施
		商談した企業のうち3社と新規契約締結
経費削減施策	商談のオンライン化	出張旅費費用を前年から15%削減

勿論上記は簡単な例として作成しましたので、本来であればより詳細に記載できれば尚良いかと思います。

数字で定量的に示す

最後のステップが定量化です。このステップは客観的にわかりやすく実績を伝えるために非常に大切です。

例えば先ほどの営業職のケースだと、

「毎月新規顧客と商談を実施しました」よりも、「1か月に30社と商談を実施し、3社と契約締結することが出来ました」

の方が具体的にイメージしやすいですよね。

ただ、事務職の場合は定量化できる仕事が少ないという悩みも多いと思います。

実は私も事務職経験も7年程あるため、定量化できる実績がないことに非常に悩みました。

その時は、無理せず出来る範囲で数値化しましょう。事務職の仕事で定量化できないことは企業側も理解しています。

ちなみに私のケースでは、「Excel業務のフォーマットを改善することで、残業時間を月間で5時間削減した」など、可能な限り数値化を意識するようにしました。

魅力的な自己PRの方法　STARメソッド

STARメソッドとは？

面接で回答する際に意識したいことは、採用面接官に自分の職務実績を分かりやすく具体的に伝えることですよね。

STARメソッドとは、「Situation（状況）」「Task（課題）」「Action（行動）」「Result（結果）」の4つの頭文字をとったものになります。

この4つのステップで話をまとめることで、誰でも分かりやすく具体的に実績を伝えることができるようになりますよ。

それでは、先ほどの営業職の例をもとにSTARメソッドに当てはめて考えてみます。

上記の例は少し簡単に記載いたしましたが、このような流れで説明することが出来れば誰でも分かりやすく実績をアピールできますよ。

まとめ

効果的に職務実績を棚卸して、魅力的に自己PRする方法を公開させていただきました。

いかがでしたでしょうか？

転職活動では、企業分析を行うことも非常に大切ですが、自分のやりたいことや業務実績の棚卸、及びそれの効果的な伝え方を身に着けることも同じくらい大切です。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

また、魅力的な実績の棚卸が出来たら、実際に職務経歴書に書き込んだり転職エージェントに登録して企業に応募をしていきます。

私が実際に経験して良かったこと悪かったことを転職活動の流れにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてください。

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